白柴を飼う前に知っておきたい！飼育にかかる初期費用や毎月・年間の費用について体験談をもとに徹底解説！

「白柴を飼いたいけれど、初期費用ってどのくらいかかるの？」

「月々や年間の飼育費用は、いくらになるの？」

このページにたどり着いたあなたは、こんな疑問を抱えていませんか？

白柴を飼おうと思っている人にとって、費用に関する不安はつきものです。
そこで今回は、白柴の飼育にかかる費用について、詳しくお伝えします。

毎月のエサ代や医療費、年に一度の予防接種など、必要な費用はさまざま。
でも、安心してください！
この記事を見れば、

• 初期費用にいくらかかるのか？
• 毎月の費用がいくらになるのか？

などを把握することができ、白柴を飼う際には、余裕を持った予算の確認を行うことができます。

今回は、それぞれの費用について、実際のデータや統計データ、さらに筆者であるパパさんと愛犬つくしとの生活（白柴飼い歴５年）をもとにご紹介していきます。
白柴を飼う前に、ぜひ参考にしてみてください。

白柴の飼育にかかる初期費用や月々・年間の費用について

白柴の飼育にかかる初期費用

白柴の飼育に必要な初期費用は、約30万円～40万円程度となります。
内訳としては、白柴の生体価格が約20万円、白柴を迎え入れるために必要なグッズがおおよそ5〜8万円、さらに登録料、狂犬病予防接種、混合ワクチン接種、必要に応じてペット保険などにも費用がかかります。

白柴の生体価格は月齢や血統の良さ、被毛の色、性別などによって異なりますが、平均的な生体価格はおおよそ20万円前後です。
また、白柴を迎え入れるために必要となるグッズは、ケージ、トイレトレー、ベッド、フード、食器・給水器、おもちゃなどで、最低限必要となる物を揃えると、約5万円〜8万円くらいが必要となります。

また、白柴を迎え入れるためには、登録料、狂犬病予防接種、混合ワクチン接種なども必要です。
登録料や狂犬病予防接種は3,000円、混合ワクチン接種は1万5千円程度となります。

以下は、筆者であるパパさんが、愛犬つくしをお出迎えする際にかかった初期費用となります。

内容	費用	備考
生体価格	200,000円	費用は個体による
登録料	3,000円	役所への登録料
狂犬病予防接種	3,000円	毎年1回は必要
混合ワクチン接種	3,000円	1回5,000円×3回
ゲージ・サークル	1,5000円	費用は大きさによる
トイレトレー	3,000円	費用は大きさによる
ベッド	5,000円	費用は大きさによる
ドッグフード・おやつ	5,000円	1ヶ月分
食器	3,000円	フード用、飲水用
おもちゃ	2,000円	ぬいぐるみ、ボールなど
ペット保険料	3,5000円	年間（プランで違いあり）
その他	7,000円	クレート、首輪、リードなど
合計	284,000円	初期費用の合計

以上のことから、白柴の飼育に必要な初期費用は、約30万円～40万円程度となります。

生体価格や必要なグッズは、飼い主の好みや白柴の大きさ・年齢によっても異なるため、具体的な費用を把握する際には、事前によく調べて、しっかり計画を立てることが大切です。

白柴の飼育にかかる月々の費用

白柴の飼育にかかる月々の費用は、約5,000円～1万円程度と考えられます。

月々の費用には、フードやおやつ、トイレシート、治療費や寄生虫予防薬などが含まれます。
一般的に、白柴の月々の食費は3,000円～5,000円程度で、病気・感染症の予防や治療費などを考慮した場合、月々の費用は約5,000円～1万円程度が必要とされます。

以下は、愛犬つくしにかかる月々の費用の実例です。

内容	月々の費用
食費	3,000円～5,000円
トイレシート	1,000円～2,000円
病気・感染症の予防や治療費	1,000円～3,000円

白柴の多くは外で排泄をする習性があるため、トイレシート代がかからない場合もあります。
実際、愛犬つくしも成犬になってからはほとんどトイレシートを買っていません。

以上の実例を踏まえると、白柴の飼育にかかる月々の費用は、約5,000円～1万円程度になると思われます。
ただし、病気やケガなどの予期せぬ出費もあるため、緊急時のために貯金をしておくことも大切です。
また、病気・ケガなどの予防のためには、良質なフードを与えたり、定期的な健康診断などを行うことが、健康的で幸せな白柴の飼育には欠かせません。
そのためにも、余裕を持った月々の費用を検討しておくことをおすすめします。

白柴の飼育にかかる年間の費用

白柴の飼育にかかる年間の費用は、6万円～12万円程度と考えられます。

年間の費用には、食費やトイレシート、病気予防や病気治療費用、トリミング代などが含まれます。
一般的に、白柴の年間の食費は3万6千円～6万円程度であり、病気・ケガ、感染症予防や治療費などを考えた場合、年間の費用は6万円～12万円程度が必要とされています。
また、トリミング代は年に数回、1回あたり3,000円～5,000円程度かかることが多いです。

以下は、愛犬つくしにかかった年間（飼い始めた初年度）の費用の実例です。

内容	年間の費用
食費	36,000円～60,000円程度
トイレシート	12,000円～24,000円程度
病気・感染症の予防や治療費	12,000円～36,000円程度
トリミング代	9,000円～15,000円程度

個体により、排泄を外で行う場合もあるため、トイレシート代がかからないこともあります。
実際に、愛犬つくしも成犬となった今では、散歩のときのみ排泄をするため、トイレシート代はほとんどかかっていません。

ちなみに、アニコム損保が調査した「2022ペットにかかる年間支出調査」によると、犬の飼育費用は1年間で約35万円になるそうです。
» アニコム損害保険株式会社【2022最新版】ペットにかける年間支出調査

白柴の飼育にかかる年間の費用は人ぞれぞれ違いがありますが、飼育していくうえでは病気やケガなどの予期せぬ出費も考えられますので、費用に関しては緊急時に備えておくことも大切です。

白柴の入手方法と値段について

※白柴の入手方法や育て方などについて知りたい方は、この記事と併せて【初心者向け】白柴（子犬）の入手方法や育て方などについて実際の体験談を踏まえ分かりやすく解説！の記事もご覧いただくと、より参考になりますよ。

ペットショップで購入する場合の費用

ペットショップで白柴を購入する場合、平均的には20万円〜40万円程度の費用がかかると言われています。
犬の価格は血統書や体調などによっても大きく異なるため、ペットショップによっては50万円以上の高額な白柴を扱っているところもあります。

各店舗での白柴の平均生体価格は以下のとおりとなります。

ペットショップ	白柴の平均生体価格
ペットの専門店コジマ	198,000円
Pet’s One	205,000円
Coo&RIKU	203,000円

ペットショップでは、犬の管理費やスタッフの人件費、店舗維持費など、様々な経費がかかっているため、ブリーダーから直接購入するよりも高額となってしまうこともあります。

ただし、ペットショップで販売されている白柴は、経験豊富なバイヤーが選び抜いた信頼性の高い白柴が多いです。
専門的な目で選ばれた白柴たちは、健康で丈夫な状態で販売されるため、購入者にとっては大きな「安心感」が得られます。

さらに、ペットショップでは購入後の保証やアフターサービスが充実しているところが多いため、万が一の際には「適切なサポート」を受けることができます。
購入前にペットショップの保証やサポート内容をしっかり確認することで、白柴を飼う上での不安を軽減することができますよ。

ちなみに、愛犬つくしもイオンモール内にあった「ワンラブ」というペットショップから購入し、そこの店長さんから親切丁寧に必要なものや子犬の飼い方などを教えていただきました。

もちろん、ブリーダーから直接購入する場合でも、信頼性の高い白柴を迎い入れることはできます。

しかし「犬を飼った経験がない」「ブリーダーが遠くて直接見に行けない」などの理由がある場合には、近所にある「ペットショップ」で白柴を探す方がいいかと思われます。

店頭で白柴と直接触れ合うことで、性格や特徴をある程度見極めることができるため、自分に合った白柴を見つけることができるでしょう。

ブリーダーから譲り受ける場合の費用

ブリーダーから譲り受ける場合、白柴の価格は20万円～30万円程度が一般的です。
ただし、健康診断やワクチン接種、狂犬病予防接種などの医療費や、食費やグッズ代などもかかるため、実際にはそれ以上の費用がかかることがあります。

「みんなのブリーダー」によると、ブリーダーから譲り受ける場合の白柴の平均的な価格は27万円程度とされています。
犬舎やブリーダーによっては、健康診断、ワクチン接種、狂犬病予防接種などについて別途費用が必要であり、総額にはそれらの費用も含まれる可能性があります。

したがって、白柴の平均価格である27万円は、あくまでも目安として考える必要があります。
» 「みんなのブリーダー」　柴犬の毛色は4種類！ それぞれの毛色の特徴や価格相場について

以上のことから、白柴をブリーダーから譲り受ける場合の価格は20万円～30万円程度となりますが、ブリーダーから直接迎い入れる際には、飼い主側にも白柴の健康状態や発育状態などの見極めをする必要があるため、犬に関する知識・経験が無いと難しいかもしれません。

しかし、ブリーダーから迎い入れる際には、親犬の姿や白柴が実際に生活している様子も伺えることから、迎い入れた後の白柴の飼育にはとても参考となるでしょう。

里親で探す場合の費用

里親で白柴を探す場合、初期費用はペットショップやブリーダーに比べて低く抑えられます。
ただし、里親になる際には、里親募集をしている団体にもよりますが、トライアル期間や審査・面談などに手間がかかる場合もあるため、充分な情報収集や慎重な判断が必要です。

一般的に、里親で探す場合の費用は、生体代は無料で「畜犬登録料」「マイクロチップの装着費用」「情報登録料」などの費用で総額1万円程度となります。

里親募集で白柴を探す場合、初期費用や維持費は低く抑えられますが、手間や時間がかかるため、もし白柴を本気で里親募集から迎い入れる際には、動物愛護センターや保護団体などの機関に相談することで、信頼できる情報を得ることができますよ。

白柴を飼う際にかかる初期費用について

白柴を迎える前に準備しておくもの

白柴を迎える前に準備しておくものには、ゲージ、トイレトレー、犬用ベッド、フード、おもちゃなど、さまざまなものをあらかじめに準備しておく必要があり、これらのものを揃えると総額で約3〜5万円程度になります。

犬の飼育に関する必需品を調べると、多くの飼い主がこのようなものを準備していることがわかりました。
また、ペット用品店やオンラインショップなどでの販売価格を参考にすると、上記の金額が妥当であると考えられます。

以下は、実際に愛犬つくしを迎える前に準備したものの費用になります。

内容	費用
サークル	10,000円
犬用ベッド	5,000円
食器 （水・餌用）	3,000円
フードとおやつ （1ヶ月分）	5,000円
トイレシーツ	2,000円
トイレトレー	3,000円
犬用シャンプー	2,000円
犬用ブラシ	1,000円
犬用爪切り	1,000円
おもちゃ	2,000円
首輪	2,000円
リード	3,000円
クレート	4,000円
合計	43,000円

白柴を迎える前には、犬の必需品を用意しておくことが大切です。
ペットショップやオンラインショップでの販売価格を参考にすると、最初に準備するものの費用は約3〜5万円程度になると言えます。

ただ、メルカリや中古用品店などを活用することで、費用を低く抑えることができますし、犬を飼っている知人から譲り受ける場合などは、費用をかなり安く抑えることができます。

以上を参考に、白柴を迎える前にしっかりと準備しておくことで、白柴との生活も快適になることでしょう。

白柴を飼う際に必要な登録料・予防接種代など

白柴を飼う際には、役所への登録料や予防接種代、不妊・去勢手術代など初期費用がかかります。
その内訳は以下のようになっています。

上記の費用は、一般的な範囲内での費用となります。
役所への登録料や予防接種代は、法律で義務付けられたものであり、不妊・去勢手術は、健康管理や過剰な繁殖を防ぐために行われます。

白柴を飼う場合、初期費用として役所への登録料、予防接種代などが必要となりますが、自治体や動物病院によって費用が異なるため、事前に調べておくことが大切です。

なお、健康管理や過剰な繁殖を防ぐためには、不妊・去勢手術を検討する必要性もありますので、白柴を飼う際にはこれらの費用をしっかりと把握し、余裕のある初期費用を準備することが重要です。

白柴の飼育にかかる月々の費用について

白柴に与えるフード・おやつ代

白柴に与えるフードやおやつ代は、月に5,000円〜1万円程度かかると言われています。

ペット保険シェアNo.1のアニコム損保が実施した「2022年ペットにかける年間支出調査」によると、犬にかける1年間のフード・おやつ代は66,066円となっており、これを月に計算すると5,506円となります。
犬の体型やフードの品質によって値段も変わり、またおやつを多用する飼い主さんによっては、上記の費用よりも高くなると考えられます。
» アニコム損保「2022年ペットにかける年間支出調査」

ちなみに、愛犬つくしの場合、子犬の頃は成長に良いフードを与えたいとの思いで、少々お高い「シュプレモ」というフードを与えていたため、月のフード代が約5,000円くらいでした。

成犬になった今では近所のペットショップで売っている少々お安いフードに変えたため、月々のフード・おやつ代は約3,000円くらいとなっています。

フードやおやつ代は品質によって値段が変わるため、あくまでも目安として月に5,000円〜1万円程度の費用がかかると覚えておきましょう。
また、過度におやつを与えるのは、健康面にも悪影響を及ぼすため、適量に抑えるようにしましょう。

白柴の飼育にかかる日用品・消耗品代

白柴の飼育にかかる月々の日用品・消耗品代は、おおよそ月に5,000円〜1万円程度になります。
以下は、愛犬つくしの飼育にかかる1ヶ月の日用品・消耗品代の一例です。

内容	日用品・消耗品代（1ヶ月）
フード	3,000円
おやつ	1,000円
おもちゃ	1,000円

愛犬つくしの場合は、トイレが外派なので、トイレシーツ代がほとんどかかりませんが、室内で排泄をする場合はトイレシーツ代も考慮しなければなりません。

また、愛犬つくしはシャンプーが嫌いなため、年に2〜3回はトリミングに連れて行くので、1回あたり5,000円、年間で1万円以上かかっています。

その他、破損等により必要に応じてリードや首輪などを購入すると、月々の日用品・消耗品代は5,000円〜1万円程度かかることになります。

白柴のお手入れにかかる費用

白柴のお手入れにかかる費用は、月に約1,000円～5,000円程度です。
犬の体質や毛質、お手入れの頻度によって変動しますが、必要なグルーミング用品の購入費用やトリミング代、さらに病気やケガをした場合は治療費もかかります。

以下に、白柴のお手入れにかかる費用の具体的な内容を示します。

白柴のお手入れにかかる費用は、グルーミング用品やトリミング代、病気やけがの治療費などが含まれます。
必要なグルーミング用品を揃え、サロンでのトリミング、動物病院での定期的な健康診断を行うことで、白柴の健康管理をしっかりと行い、費用を抑えることができます。

白柴の健康に関する費用について

医療費

白柴の医療費には治療費、手術代、健康診断の費用が含まれます。
年間の医療費は約6万円くらいと言われていますが、病気やケガによって費用は大きく変わってくるため、予期せぬ出費に備えることが大切です。

ペット保険シェアNo.1のアニコム損保が実施した「2022年ペットにかける年間支出調査」によると、犬の年間医療費は67,367円でしたが、病気やケガによっては、手術や治療が必要になり、費用がかさんでしまうこともあります。
また、定期的な健康診断も必要で、追加で検査をする場合は費用がかかります。
» アニコム損保「2022年ペットにかける年間支出調査」

白柴の医療費は、病気やケガによって大きく変わってきます。
例えば、アニコム ホールディングス株式会社が発行している「家庭どうぶつ白書2022」によると、アトピー性皮膚炎の場合だと平均73,988円、緑内障だと平均154,237円となっています。
» アニコム ホールディングス株式会社「家庭どうぶつ白書2022」

白柴の医療費は、場合によっては高額となるため、日頃のお手入れや適切な食事管理、定期的な健康診断などで、病気やケガの予防対策をしっかり行い、愛犬の健康を守ってあげましょう。

義務化されている予防接種

白柴の健康に関する費用としては「狂犬病予防接種」が義務化されているため、年に1回（予防接種時期は4月〜6月）必ず接種する必要があります。
狂犬病予防接種の費用は、動物病院や自治体によって異なりますが、おおよそ3,000円～5,000円程度となります。

厚生労働省が定める「狂犬病予防法」により、狂犬病予防接種は犬を飼う際の義務とされています。
狂犬病は感染力が非常に高く、感染した場合は治療法がないため、予防接種が非常に重要とされています。
» 厚生労働省「犬の鑑札、注射済票について」

定期的な予防接種は、白柴の健康を守る上では欠かせないものなので、適切な予防対策を行うことが大切です。

任意の予防接種

白柴の任意の予防接種では、おもに「混合ワクチン」「寄生虫予防薬」の２つがあります。
混合ワクチンは年に1回、寄生虫予防薬は月に1回の投与が一般的です。
このような予防を行うことで、愛犬の健康を維持し、病気や寄生虫の予防につながります。

混合ワクチンは、犬の主要な伝染病を予防するために行われる接種です。
混合ワクチンには、

• 犬ジステンパー
• 犬パルボウイルス
• 犬伝染性肝炎
• 犬コロナウイルス

などの病気を予防するためのワクチンが含まれています。

寄生虫予防薬は、

• フィラリア
• ノミ
• ダニ

などの寄生虫を予防するために投与されます。
これらの寄生虫は、犬の健康に大きな悪影響を及ぼすため、定期的な投与が望まれます。

混合ワクチンの費用は、​動物病院によって異なりますが、​

• ２種混合：3,000円～5,000円
• ５種混合：5,000円〜7,000円
• ７種以上：7,000円～1万円

になります。

寄生虫予防薬の場合は、1ヶ月分の投与費用として約1,500円〜2,000円程度となります。
ただし、犬の体重や年齢によって費用が異なる場合があります。

白柴の健康には、混合ワクチンの接種や寄生虫予防薬の投与が必要です。
これらの費用は、混合ワクチンが接種する種類によって3,000円〜1万円程度、寄生虫予防薬が1ヶ月で約1,500円〜2,000円程度となります。

白柴の健康維持には、これらの予防をしっかりと行い、病気や寄生虫の予防に努めることが大切です。

※参考：いぬのきもち「犬のワクチンは毎年必要？　種類や接種時期、費用、副作用まで」

ペット保険

ペット保険に加入することで、急な病気やケガによる医療費がかかった場合に予期せぬ出費を抑えることができます。
ただし、保険料や補償内容によって費用が変わってきます。

ペット保険は、近年注目を集めており、各社から様々な保険商品が出されています。
保険の窓口インズウェブによると、病気やケガによる入院・手術などで、高額な医療費を請求され、家計が苦しくなったという飼い主さんもいるとのことです。
ペット保険に加入することで、獣医師から適切な治療を受けることができ、また万が一の時の医療費の負担を軽減することもできます。
» 保険の窓口インズウェブ「犬の治療費はどれくらいかかる？高額負担に備えるには？」

ペット保険の保険料や補償内容は、保険会社によって異なります。
例えば、0歳の柴犬を例にすると以下のとおりとなります。

ペット保険	保険料 （毎月）	プラン	通院補償	入院補償	手術補償	年間最高補償額
アイペット損保	3,090円	うちの子 70%プラン	日額上限 12,000円 限度日数 22日	日額上限 30,000円 限度日数 22日	支払限度 15万円 (1回あたり) 限度回数 2回	122万円
SBIいきいき 少短	2,380円	プラン70 スタンダード	日額上限 制限なし 限度日数 制限なし ※年間補償限度額 70万円以内	日額上限 制限なし 限度日数 制限なし ※年間補償限度額 70万円以内	支払限度 制限なし 限度回数 制限なし ※年間補償限度額 70万円以内	70万円
アニコム損保	3,590円	ふぁみりぃ 70%プラン	日額上限 14,000円 限度日数 20日	日額上限 14,000円 限度日数 20日	支払限度 14万円 (1回あたり) 限度回数 2回	84万円

保険料や補償内容以外にも、保険適用外の病気やケガがある場合、補償されないことがあるので、保険商品を比較検討してから加入することが大切です。

ペット保険は、加入することで予期せぬ出費を抑えることができますが、保険料や補償内容によっては費用が変わってきますので、ペット保険へ加入する際は、内容をよく比較検討しましょう。

ペット保険はあくまでも補助的な役割を持つものであるため、日頃からペットの健康管理に努め、病気やケガを予防することが大切です。

よくある質問｜Q&A

白柴の初期費用はどのくらいかかるのでしょうか？

白柴の初期費用は約30万円〜40万円程度かかると考えられます。生体価格のほかに、ワクチン接種や健康診断代、フードやトイレ、ハウスなどの必要なグッズ購入代などがあります。

白柴の年間の食費はどのくらいかかるのでしょうか？

白柴の年間の食費は約6万円前後と考えられます。しかし、品質の良いフードを選ぶことが大切で、そういったフードの場合は年間で1万円〜2万円程度高くなる場合もあります。

白柴の健康に関する費用はどのくらいかかるのでしょうか？

白柴の健康に関する費用は年間で約6万円程度と考えられます。医療費や予防接種、寄生虫予防薬などが必要となります。また、ペット保険に入っている場合、保険料はかかりますが、治療や手術の際の総費用をかなり抑えることができます。

まとめ｜飼育に必要な費用について確認しよう！

白柴の飼育にかかる費用について解説してきました。

初期費用では、白柴の生体価格や迎え入れるために必要なグッズがおもな費用となり、月々の費用では、フードやおやつ、トイレシート、医療費や寄生虫予防薬などがかかります。

また、健康に関する費用では、病気・ケガの際の治療費、義務化されている狂犬病予防接種、混合ワクチンなど任意の予防接種、ペット保険があります。

以上のことから、白柴の飼育に必要な初期費用は約30万円～40万円、月々の費用は約5,000円～1万円、年間の費用は約6万円～12万円程度かかるため、飼育前には予算の確認をしっかり行うことが大切です。

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