「白柴(子犬)を飼ってみたいが、いろいろと分からない!」
「ネットや本で調べたけど、実際に飼っている人の情報も知りたい!」
- 白柴を飼ってみたいけど、どこから迎い入れればいいのか?
- 何を用意すればいいのか?
- 費用や毎月かかる飼育代はいくらになるのか?
- ネットや本で調べてはみたけど、実際にはどうなの!?
- 白柴を実際に飼っている人の意見も聞きたい!
このページにたどり着いたあなたは、こんな疑問を抱えていませんか?
こんにちは、白柴のつくし(@tsuku_channel)です。
この記事では、白柴(子犬)を迎える準備や飼い方などについて、わたし(白柴つくし)や飼い主であるパパさんが、実際にわたしとの生活(白柴飼い歴5年)をもとに、初心者向けに「ざっくり分かりやすく」解説しています。
柴犬は日本人なら誰でも知っている有名な犬種。
その柴犬は海外においても人気で、あの世界の歌姫レディー・ガガも「ヨーコ」という名の柴犬を飼っていました。
そんな柴犬には「赤毛」「黒毛」「胡麻」「白毛」の4種類の毛色があり、そのなかでも白柴は、ふわふわな白い被毛が愛らしく、柴犬らしいキリッとした表情が印象的です。
白柴は従順で体も丈夫なうえ、その白い被毛が太陽の光を浴びると「キラキラ」と輝く光景が広がり、また犬の服を着させると、モデル顔負けの着こなしを見せてくる、とても魅力的な犬種です!
しかし、白柴を飼うには飼育に関する知識が必要であり、飼い主が気を付けないと病気やケガ、時にはトラブルを招く恐れもあります。
そこで、今回はパパさんがわたし(白柴つくし)を5年間飼ってきた経験や、パパさんが読んできた柴犬の本(※以下参照)などを踏まえながら、白柴を迎い入れた生後3ヶ月〜1歳になるまでの育て方を解説していきます。
これから、白柴(子犬)を飼おうと思っている方や、飼い始めた方にも参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
- 白柴(子犬)を実際に育てた生の体験談を知ることができる
- 白柴(子犬)の入手方法や初期費用などを知ることができる
- 白柴(子犬)の生後3ヶ月〜1歳になるまでの育て方がわかる
白柴の子犬の特徴や性格
特徴について
白柴は、柴犬のなかでも大変希少な白い毛色を持った犬種です。
その特徴は、白くてフワフワとした美しい被毛が挙げられますが、その他でも
- 白毛のおかげで表情がわかりやすく、優しい印象を受ける。
- まつ毛も白いので、二重に見える。
- 散歩の際に注目の的になる。
などがあります。
わたしも散歩の際に「写真撮ってもいいですか〜?」と言われることが、しばしばあります♪
※白柴の特徴については、次の記事と動画が参考になりますよ。
» 魅力がいっぱいの白柴の特徴5選
性格について
白柴は、日本犬特有の性格と忠実さを持った愛らしい犬種です。
その白柴の性格には、以下のことが挙げられます。
- 野性味溢れる性質があり、警戒心も強く、家族を守ってくれる番犬にもなれる。
- 日本の気候に順応し、激しい気温差にも対応できる我慢強さがある。
- 飼い主への忠誠心と独立心という 「両極端」とも思える性質を持っている。
ちなみに、わたしは「ツンデレしやすい性格」ですが、なにか!?
※白柴の性格については、次の記事と動画が参考になりますよ。
» 白柴犬ってこんな性格です!白柴の性格ベスト5
毛色について
柴犬の毛色には「赤毛」「黒毛」「胡麻」「白毛」の4種類あり、その中でも赤色がスタンダードカラーで、柴犬全体の80%を占めているといわれます。
赤毛と比べると白毛の生まれる割合は全体の10%程度しかいないため、白柴はとても希少性が高い犬種となります。
ちなみに「白柴」という呼び名は、いわゆる愛称であり、血統書には「淡赤」と表記されています。
白柴の両親は、必ずしも白柴というわけではありません。
実は白柴は、赤毛同士、黒毛同士の交配のなかでも誕生します。
毛の色を決める遺伝子の掛け合わせの関係上、同じ毛色同士で交配していくと、だんだんと色が薄くなるので、一定の割合で白柴が誕生するというわけです。
※白柴の毛色については、次の動画が参考になりますよ。
白柴の子犬を迎える心構え
白柴を迎え入れる前に、必ず確認しなければいけないことがります。
それは「心構え」です!!
なんの準備もしないで、ただ『カワイイ』という理由だけで飼ってみたものの、住居環境やお金の関係、家族への負担、知識不足などから「虐待」「飼育放棄」「置き去り」などの残念な行為が発生し、最悪は犬を見捨ててしまう飼い主さんもいます。
このようにならないためにも、白柴を迎える心構えや準備を、このブログ記事を参考に知っていただければ幸いです。
飼うことができる生活環境か確認する
白柴にとって、住んでいる家や周りの環境はとても大切です。
白柴が安心して暮らせる環境を作るためには、家の床や家具、ご近所の状況、ご自身の暮らし方など、いろいろなことを考えてみてください。
- 白柴を飼うための生活環境が整っているか
- 家族全員が白柴を飼うことに賛成しているか
- 白柴のお世話ができる時間と体力があるか
他にも、アレルギー症状を起こさないかどうかなど、気なることはすべて確認するようにしましょう!
また、環境省から「飼い主の方へ守ってほしい5か条」として挙げられているものもあります。
こちらもぜひ確認してみてください。
» 環境省ホームページ「飼い主の方へ守ってほしい5か条」
一生飼育する覚悟があるか真剣に考える
白柴を飼育するということは、その白柴が生涯を終えるまで「あなたが責任を負う」ということを意味します。
柴犬の一生は平均して13〜15年といわれています。
つまり、この期間を白柴と一緒に生活することになります。
「あなたには白柴がその生涯を終えるまで、飼育する覚悟がありますか?」
この質問に対して、しっかりと自分なりに考えてみてください。
ちなみに、パパさんがわたしを選んだ理由は「初心者におすすめ」と書かれた子犬情報のカタログ用紙を見て「この犬なら飼いやすいかもな~」と思ったからだそうです(笑)
※白柴つくしとの出会いについては、次の記事が参考になりますよ。
» 白柴つくしとの出会いについて
どうしても飼えなくなった場合のことも考えておく!
白柴を家族として迎い入れたはいいが、生活環境や家族構成などの変化、または転勤などで引っ越しが必要となる場合もあります。
そんなときは、引っ越し先で「ペット可」な住宅を探すなど、白柴の終生飼養に配慮することが重要です。
また、予期せぬ事故や事情などにより、白柴を飼えなくなる場合もあります。
これらの場合には、代わりに白柴を飼ってくれる人を見つけることも大切です。
白柴は家族の一員として大切に飼うことが求められますが、予期せぬ事態にも備えて、万が一の対応策を考えておくことが大切です。
白柴の子犬にかかる費用
白柴を飼う際にかかる初期費用や毎月の飼育代が、いくらになるのか気になりますよね。
例えば、登録料や狂犬病予防接種、フード代や病気になった際の治療費など、さまざまなものに費用がかかります。
そこで、愛犬つくしを迎え入れたときの体験を踏まえながら、初期費用や毎月にかかるフード代などをご紹介しますので、白柴をお迎えする際の参考にしてみてください。
迎えるときに必要な「登録料」「狂犬病予防接種」などの初期費用
内容 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
ペットショップでの購入費用 | 20万円 | 生体代など |
登録料 | 3,000円 | 役所への登録料 |
狂犬病予防接種 | 3,000円 | 毎年1回は必要 |
混合ワクチン接種 | 15,000円 | 1回5,000円×3回 |
ゲージ・サークル | 1万円 | 費用は大きさによる |
トイレトレー | 3,000円 | 費用は大きさによる |
ベッド | 5,000円 | 費用は大きさによる |
ドッグフード・おやつ | 5,000円 | 1ヶ月分 |
食器 | 3,000円 | フード用、飲水用 |
おもちゃ | 2,000円 | ぬいぐるみ、ボールなど |
ペット保険料 | 35,000円 | 年間(プランで違いあり) |
その他(首輪やリードなど) | 7,000円 | クレート代など含む |
愛犬つくしを最初に迎えた際の初期費用は、ざっとこんな感じです。
合計で約30万円くらいかかっていましたが、この他にも細々としたものを購入していたので、もっとかかっていたかもしれません!
わたしって結構お金かかっていたのね…
※白柴の飼育にかかる初期費用を知りたい方は、この記事と併せて【白柴を飼う前に知っておきたい!飼育にかかる初期費用や毎月・年間の費用について体験談をもとに徹底解説!】の記事もご覧いただくと、より参考になりますよ。
ゲージやトイレトレーはネット情報(レビュー)などを参考に購入しましたが、フードは子犬の成長に影響を与えるものだと思い、子犬に適した良いものはどれかとネットで探した結果、少々お高い「シュプレモ」というドッグフードを初期の頃は与えていました。
また、愛犬つくしを購入したペットショップの店長さんから「子犬の頃は病気やケガのリスクが高いので、保険に入っていた方がいいですよ!」と保険会社顔負けの営業トークを受けて、せっかくだからということで「アニコム損保」へ加入しました。
保険代はかかりましたが、おかげで幼犬時期の「嘔吐」や「下痢」などの体調不良時の病院代がかなりお安く済みましたので、当時はかなり助かりました。
成犬にともない病院へ行く機会も少なくなり、ペット保険を使う機会も減少したことから、現在は一旦解約しましたが、シニア犬(6〜13歳)になった際に、またペット保険へ加入しようか検討しております。
飼育にかかる月々の費用について
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
狂犬病予防接種 | 3,000円 | 毎年1回 |
混合ワクチン接種 | 15,000円 | 毎年1回 |
ノミ・ダニの予防薬 | 18,000円 | 1ヶ月3,000円×6ヶ月分 |
ドッグフード・おやつ | 3,000円 | 1ヶ月分 |
おもちゃ | 1,000円 | 100均などで購入 |
その他 | 1,000円 | 犬用ウェットティッシュなど |
愛犬つくしにかかる月々の費用はこんな感じです。
狂犬病予防接種や混合ワクチン接種に関しては、年1回(4月〜6月の期間)となり、予防接種を受ける時期のみ月々にかかる費用が高くなってしまいますが、その他の月は「ノミ・ダニの予防薬×フード・おやつ×おもちゃなど」を合わせると約8,000円となっています。
ちなみに、アニコム損保が調査した「2021ペットにかかる年間支出調査」によると、犬の飼育費用は1年間で約35万円、月にすると約2万9千円とのことです。
» アニコム損害保険株式会社【2021最新版】ペットにかける年間支出調査
わたしを含めた柴犬のほとんどは、トイレが外派だから「ペットシーツ代」がほとんどかかっていないので、その分経済的かも(笑)
病気やケガのときにかかる「治療費」なども考慮しておく!
白柴は家族の一員として、いつも元気な姿で家族を癒やしてくれますが、ときには病気やケガをすることもあります。
病気になった白柴の姿はつらく、また治療費もかかってしまいます。
犬や猫などのペットには、人間のような医療費助成制度がありませんので「お会計の時に治療費が高額でビックリした!」と思った方もいるかもしれません。
このような状況を避けるためにも、以下のことに考慮しておくといいでしょう。
- 愛犬の日々の体調をチェックしておく
- かかりつけ医を探しておく
- ペット保険の加入や予備費を準備しておく
愛犬つくしも子犬の頃は「嘔吐」「下痢」「皮膚炎」などの理由で、動物病院へたびたび行ってましたが、当時は「アニコム損保」へ加入していたため、お会計時に「どうぶつ健康保険証」をいうものを提示すると、70%がアニコム損保から補償されていたので、だいぶお財布的にも助かりました!
現在は成犬になるにつれて、病院へ行く機会も減ったため解約しましたが、高齢になると「白内障」や「歯周病」さらに「認知症」になる可能性もあるため、シニア犬(6〜13歳)になったら、またペット保険へ加入しようかと思っています。
白柴の子犬の入手方法
白柴の子犬を入手する代表的な方法としては「ペットショップ」「ブリーダー」「里親制度(保護犬)」などが挙げられます。
それぞれを確認して、ご自身に合った入手方法を見つけましょう。
ペットショップで購入する
ペットショップの利点は、なんと言っても「利便性」と「トータルサポート」があることです。
ホームセンターのなかにあるペットショップ、車や歩いても行ける店舗型のペットショップなど、ペットショップは気軽に行きやすい環境であり、またペット用品の販売やペットサロンなども利用できます。
さらに、ペットショップは動物に関しての専門知識を有しているスタッフさんも多いので、困った際には相談することもできます。
ちなみに、愛犬つくしもイオンモール内にあった某ペットショップにて購入しました。
その際に、ペットショップの店長さんが、親切丁寧に必要なものや子犬の飼い方などを教えてくれました。
店長さん、その節はありがとう!
今では立派な成犬になりました!
ブリーダーから譲り受ける
ブリーダーから譲り受ける白柴は、予防接種や健康診断などの保健管理が行われているため、健康状態が保証されています。
また、繁殖背景が明確であり、子犬の血統や性格なども把握しているため、ご自身に合った白柴を選ぶこともできます。
ただ、なかには悪徳なブリーダーもいるみたいですので、注意が必要です。
優良なブリーダーであれば、犬に関する知識や経験も豊富ですので、白柴の育て方や飼育に関するアドバイスも教えてくれますよ。
里親制度を利用する(保護犬)
何らかの事情で飼えなくなったペットや、迷子になった動物(犬や猫)などを保健所や動物愛護センターなどの各種保護団体が一時的に預かり、これらの場所からペットを譲り受ける仕組みのことを「里親制度」といいます。
里親制度のメリットとしては「初期費用があまりかからない」「社会貢献にもつながる」などがありますが、最後まで責任を持ってお世話してほしいとの思いから、里親になる際の審査基準が厳しい保護団体もあるようです。
なかには、独身者の高齢者は里親として適さないと捉えている団体もあるようですので、里親制度で白柴を入手しようと考えている方は、飼うことができる生活環境であるか、必ず確認する必要があります。
白柴の子犬を迎える準備
初めて白柴を飼う方にとって、何を準備すればいいかわからないという人もいるのではないでしょうか。
白柴の子犬を迎え入れて、いざ飼い始めた際に「これ準備しておけばよかった!」と思うこともあるでしょう。
そこで、白柴を飼う際に必ず必要となるものを、次のとおりご紹介します。
飼うために必要なものを用意しておく
愛犬つくしを迎い入れた際に、準備したものはこんな感じです。
- ゲージ
- トイレ・トイレシート
- ベッド
- ドッグフード
- 食器・給水器
- おもちゃ
- キャリー・クレート
- 首輪・リード
他にも爪切り、歯ブラシ、犬用シャンプーなども購入しましたが、当時は水が苦手であったため、シャンプーをしたのは指折り数える程度でした…
まあ、今でも苦手ですけどね…
迎え入れる場所を安全な環境にする
白柴の子犬を迎え入れる際には、白柴が生活する部屋やその周辺が安心できる場所でなければいけません。
例えば、電気コード、ストーブ、洗剤類や小物、観葉植物など、人が普段生活する環境のなかには、実は白柴にとっては危険となるものがたくさんあります。
危険なもの | 詳細 |
---|---|
観葉植物 | ユリ、ツタ、シクラメンなど。 観葉植物を離したり、触らないようすることが大切。 |
危険物質 | 化学物質、クリーニング製品、医薬品など。 届かない場所に保管する必要がある。 |
電気コード類 | 感電や絡まってしまう恐れあり。 カバーで覆ったり、家具の後ろに隠す必要がある。 |
小さいもの | ボタン、小さなボール、ゴムバンドなど。 引き出しにしまって床には置かないようにする。 |
有毒な食べ物 | チョコ、コーヒー、ぶどうなど。 届かないところに保管しておくこと。 |
愛犬つくしも、部屋に置いてある「観葉植物」を“ムシャムシャ”と食べてしまうこともあったため、白柴の子犬を迎え入れる際には、これらの危険なものに配慮し、白柴にとって安全で快適な環境を整えてあげることが大切です。
信頼できる「かかりつけの動物病院」を探しておく
白柴を飼う前に、信頼できる「かかりつけの動物病院」を探しておくことも大切です。
とくに子犬から白柴を飼い始めると、予防接種、体調不良時など、動物病院へ行く機会が意外と多いかもしれません。
愛犬つくしも子犬のころは「嘔吐」「下痢」などが頻繁にありましたので、その都度かかりつけの動物病院へ連れて行き、獣医師さんに見てもらっていました。
若いころは、胃が弱いお年頃でした(笑)
動物病院の探し方のポイントとしては、
- 通いやすい場所
- 獣医師さんとの相性
- 動物の扱いや治療の説明が丁寧
- 妥当な医療費
- 通っている人の評判
などが挙げられます。
また、かかりつけの動物病院以外にも、夜間・休日などでも対応してくれる「救急病院」も探しておくとよいでしょう。
白柴の子犬を迎えた初日から数週間の間にやること
子犬を連れてくるまでにやること
子犬を連れてくる際に、どう対応すればいいか悩む方もいるでしょう。
子犬を譲り受ける先から連れてくるまでにやることとして、主に2つあります。
- お迎えのときに必要なものを準備する
クレート、トイレ・トイレシート、フード、おもちゃ、ポリ袋・タオル・ティッシュなど - お迎え先で子犬に関することを確認する
子犬の現在の状況、与えていたフード・食事をするタイミング、トイレの時間や特徴など
子犬を飼う前には、必要なものなどをあらかじめ準備しておき、子犬の状況や飼育に関する不安や心配なことは、譲り受ける先からしっかり確認しておくことが大事です。
お迎え初日から数週間の過ごし方
お迎え先から子犬を引き取ってきたら、いよいよ白柴との生活が始まります。
新しい場所に子犬は戸惑いを感じているかもしれません。
また、飼い主であるあなたも、初日はどのように接すればよいかわからないかもしれません。
そこで、ここではお迎え初日から数週間の過ごし方について簡単に説明していきます。
- 様子を見守る
子犬の様子を見守りながら、子犬のペースで過ごさせる。 - トイレを促す
トイレシーツをゲージに敷いて子犬が排泄するまで待つ。 - 食事をさせる
お迎え前の食事を用意し、子犬が食べるか様子を見る。 - ゲージの場所を教える
ゲージに誘導し、自分の居場所を教えてあげる。 - ゆっくり休ませる
ゲージなかで、安心してゆっくり休ませる。
- 家の中を探検させる
部屋の安全を確認して、家の中を徐々に慣れさせていく。 - 子犬と家族との絆を深める
声をかけたりして、無理をせずゆっくり絆を深めていく。 - しつけを始める
家の中や飼い主に慣れてきたら、徐々にしつけ(おすわり、まて、ふせ等)を始めていく。
子犬との新しい生活が始まり、馴染みのない環境に子犬もあなたも戸惑うかもしれません。
しかし、飼い主であるあなたが子犬に対し、優しさと愛情を示すことで、白柴の子犬も徐々に慣れてくれるでしょう。
お迎え初日から数週間までに気をつけること
慣れない環境により、子犬が夜鳴きをしたり、ストレスで体調を崩したりといったことが起こるかもしれません。
それらを避けるためにも、食事は以前と同じものを与え、あまり“かまいすぎないよう”にし、子犬がストレスを抱えない状況を整えてあげることが大切です。
また、最初の数週間は、新しい環境と生活に慣れるための期間なので、できれば初日から数日間だけでもいいので、家には誰かいるようにして、子犬のことを見守ってあげるようにしましょう。
パパさんも有給使って初日から3日間、見守ってくれたね〜
白柴の子犬の食事について
フードの選び方・与え方
人間と同じく、犬にも年齢に適したフードを選ぶ必要があります。
子犬の頃は、犬にとって大事な成長期にあたるため、適切な栄養が摂れる「子犬用フード」を与えましょう。
フードの選び方としては、
- 子犬に必要な栄養素が含まれているか
- 妥当な価格のフードであるか
- 「ペットフード安全法」に準したフードであるか(※以下参照)
などが挙げられます。
また、フードの与え方としては、子犬の時期ではまだドライフードを食べられない子もいるので、お湯などでふやかし、やわらかくしてから与えるのが良いでしょう。
成長とともに、ふやかす量を減らしていき、徐々にドライフードにも慣らしていきましょう。
子犬の時期は一度に多くの量を食べれませんので、1日3回くらいにわけて、1回の量を少なくして与えるようにするといいでしょう。
※「ペットフード安全法」とは、①名称、②賞味期限、③原材料名、④原産国名、⑤事業者名及び住所、の5項目の表示を義務付ける法律のこと。
» 環境省「ペットフード安全法」基準規格等について
水の飲ませ方
季節や運動量、個体の性質にもよりますが、子犬に与える1日の水の量は、体重1kg当たり40〜60mlが目安となります。
夏場や運動した後などの水分消費が激しいときは、脱水症状を防ぐためにも、目安量以上に水を与えたほうがいいでしょう。
また、子犬がいつでも水を飲めるように、水飲み場を何箇所か設置しておくとよいでしょう。
犬用水飲み器・給水器としては、一般的なステンレスの水入れやノズル型、自動給水器など、さまざまなタイプのもがありますので、子犬の口に合う大きさのものを選ぶようにしてください。
ちなみに、愛犬つくしを迎い入れた当初は、ノズル型とプラスチック製の水入れの2つを購入して併用して使っていましたが、プラスチック製の水入れだと軽いため、しょっちゅう水をこぼすので、最終的にはノズル型しか使わなくなりました。
成犬になった今でも“がぶ飲み”で床を汚すことがあります(笑)
おやつの与え方
生後2〜3ヶ月までは、消化器官がまだ発達していないため、おやつを与えない方がよいです。
3ヵ月以降は、やわらかく小さいサイズのおやつを与えることができますが、だからといって硬いおやつを与えると、喉に詰まらせたり、内臓の粘膜を傷つけてしまう恐れもあるため、注意してください。
愛犬つくしが子犬の頃は、ボーロやビスケット、チーズなどのやわらかいおやつを好んで食べていましたので、これらのおやつはおすすめですよ!
おやつを与えるタイミングとしては、しつけなどのトレーニング時や食事と食事の間の間食として与えるのもよいでしょう。
目安としては、1日に与えるフードの10%程度とされていますが、子犬用のおやつは高カロリーなため、少なめに与えることをおすすめします。
ちなみに、犬には「絶対に与えてはいけない危険な食べ物」があり、その食べ物を与えると命の危険にもさらされるので、必ず確認して注意するようにしてください!!
※犬に与えてはいけない食べ物については、次の動画が参考になりますよ。
白柴の子犬の散歩について
子犬は、予防接種が終わるまでは病気にかかりやすいため、歩いての散歩はできませんが、抱っこした状態での散歩なら大丈夫です。
むしろ、子犬の社会化のためにも、抱っこした状態での散歩で、外の景色を見せたり、いろいろな音を聞かせて、本格的な散歩デビューに備えましょう!
散歩のマナー
散歩の際には、ルールやマナーを守ることが大切です。
例えば、フンを放置したり、むやみに吠えたり、そそうをしたりなど、まわりに不快な思いをさせないよう、万全な対策をすることが大切です。
そして、飼い主さん自身も、公共の場でのマナーをきちんと守ることが必要です。
一部のマナーの悪い飼い主さんがいると、きちんと守っている飼い主さんの印象も悪くなってしまう恐れがあるので、愛犬や飼い主さん、そして地域や社会のためにも、きちんとルールやマナーを守って、楽しくお散歩をしてください。
とくに柴犬のトイレは外派が多いから、絶対に“フンの放置”はしないでくださいね〜!!
散歩に必要なもの
散歩の際に必要なものは、以下のとおりとなります。
必要なもの | 備考 |
---|---|
首輪・ハーネス | 子犬のサイズに合っているものを選ぶ |
リード | 一般的なリードや伸縮性リードなど |
鑑札 | 首輪などに付けることを法律で義務化されているため |
迷子札 | もしもの場合に備えて、犬の名前、連絡先などを記載しておく |
ライト・反射板 | 夜のお散歩時などに使用 |
バッグ・ウエストポーチ | お散歩グッズを入れるバッグ |
水 | 飲水やおしっこを洗い流す用 |
ビニール袋 | うんち用の袋 |
ティッシュペーパー | 排泄物の拭き取りなどに使用 |
おやつ | きちんと散歩できたときのご褒美 |
水やおやつは、遠出や長めの散歩へ行く際に用意すると、子犬の喉が渇いたときやお腹が空いたときの間食にもなると思いますよ。
散歩のしつけ
子犬を散歩に連れて行く際には「しつけ」も重要です。
愛犬つくしもよくあるのですが、
- 散歩中にリードを引っ張る…
- 気になる人に飛びつく…
- 拒否柴になる…
など、今だに困ったちゃんになることがしばしばあります(汗)
柴犬なだけにね(笑)
成犬の白柴になると、力も強くなっていくことから、子犬の時期からきちんとしつけをしておくと、飼い主さんものちのちラクになると思いますよ。
散歩中の基本的なしつけとしては、
- リーダーウォークを意識する(※以下参照)
- リードを短く持つ
- オスワリ、マテをできるようにする
- 吠えさせないようにする
などがあります。
また、散歩中は飼い主さんが車道側、子犬が歩道側になるように歩くと、車が来た際にも対応できるので安全ですよ。
さらに、他の犬とすれ違う際には、立ち止まったり、端に寄ったり、犬との間に飼い主さんが割り込むなどの配慮を行えば、散歩中のトラブルも回避できるでしょう。
※「リーダーウォーク」とは、犬がリーダー(飼い主)に従って歩くこと。リーダーが先頭を歩き、犬が従って歩くことで主従関係が確立されていく。
» 公益社団法人「日本警察犬協会」しつけはリーダーウォークから
白柴の子犬のしつけ方法について
白柴と楽しく生活していくには、ルールを教えたり、人間社会に慣れさせるといった「しつけ」が必要になります。
「子犬だから、まだしつけはいいだろう〜!」とは思わず、できれば白柴の子犬を迎い入れてからすぐにでも「しつけ」を開始した方が、飼い主さんや子犬のためにもなりますよ。
主な「しつけ」としては、以下の「トイレトレーニング」「社会化トレーニング」「コマンドトレーニング」などがありますが、どのしつけやトレーニングに関しても、基本となるのが「アイコンタクト」です。
「すべてのしつけはアイコンタクトから!」といっても過言ではないくらい、アイコンタクトは大事なことなので、子犬の名前を呼んだときに、飼い主さんの目を見るようにトレーニングしておいてください。
トイレトレーニング
子犬を迎い入れてから、まずやってほしいしつけが「トイレトレーニング」です。
愛犬つくしの場合も迎い入れてすぐにトイレトレーニングを始めましたが、サークル内に敷いたトイレシーツへ上手に排泄することもあれば、失敗してパパさんの布団へ放出することもあり、後始末が面倒ったらありゃしない…
まぁカワイイから許しちゃいましたけどね(笑)
あのときはゴメンね〜(謝)
トレーニング方法としては、最初はサークル内すべてにペットシーツを敷いて、どこにでも排泄できるようにしておき、排泄して“ニオイ”のついたペットシーツをトイレトレーに設置し「ここにするんだよ」と促していきました。
やがて愛犬つくしもトイレトレーの上で排泄するようになり、ペットシーツの範囲も徐々に減らしていきました。
ただ、ある程度はトイレの場所を覚えるのに時間がかかるかもしれませんので、焦らずゆっくり、失敗しても怒らず、上手にできたら褒めてあげてください。
社会化トレーニング
子犬の社会化トレーニングの内容としては次のことが挙げられます。
内容 | 詳細 |
---|---|
音に慣れさせる | チャイム、サイレン、ドライヤーの音など |
場所に慣れさせる | 家の中、近所の公園、交差点など |
人や他の犬に慣れさせる | こども、高齢者、小型犬や大型犬など |
物に慣れさせる | 車、自転車、掃除機など |
天候に慣れさせる | 雨、風、雪など |
他にも、歯ブラシ(歯磨き)に慣れさせる、水に慣れさせる(愛犬つくしは無理でしたが…)など、子犬の頃はとにかく飼い主さんの生活まわりにあるさまざまなものに慣れさせることが大事です。
そのためにも、飼い主さんは子犬と一緒にいる時間をたくさん取って、子犬が立派に成長していく過程を、一緒に体験していってください。
お掃除ロボット「ルンバくん」には慣れたわ!
コマンドトレーニング
子犬のしつけを行う際に「マテ」「オスワリ」などの指示を出すことを「コマンド」といいます。
この「コマンド」を子犬が理解すると、車が往来する道路や人混みが多いところでも安全に過ごせるようになるため、より行動範囲が広がり、子犬との散歩も楽しくなってくるでしょう。
愛犬つくしの場合、台所などの危険な場所へ行きそうな際や、イタズラをしそうな場合などは「マテ!」と指示を出すことで、つくしの動きを抑制することができています。
日常生活で主に使う「コマンド」は次のとおりです。
- オスワリ
- フセ
- マテ
- オイデ
- ツケ
オヤツくれたら「オテ」もできるワン!
子犬の集中力はそう長くはないので、1回のトレーニングは5分程度にしておきましょう。
「早くできるようにしなくては!」と焦る気持ちを抑えて、無理なく子犬のペースに合わせながら、楽しくトレーニングするといいですよ。
白柴の子犬の健康管理について
ワクチン接種や寄生虫予防を行う
白柴を飼っていると、4月から6月にかけて「狂犬病予防接種」を受けなければいけません。
愛犬つくしも、毎年4月ころに狂犬病予防接種を受けていますが、この狂犬病予防接種は法律で義務化されているので、絶対に受けるようにしてください!!
ちなみに、厚労省の「狂犬病に関するQ&A」では、もし狂犬病予防接種を受けていない犬が人間に噛みつき狂犬病を発症すると、今のところ治療法が無いため「ぼぼ100%死亡!!」とのことです(※以下参照)
» 厚労省「狂犬病に関するQ&Aについて」
また、愛犬つくしは狂犬病予防接種と同じ時期に「混合ワクチン接種」も年1回受けています。
混合ワクチンには3種、5種、7種など何種類かの組み合わせパターンがある模様で、この混合ワクチンを接種することにより、感染症などから愛犬の健康と命を守ることができます。
こちらの「混合ワクチン」に関しては法律で義務化されていないため、接種していない飼い主さんもいるようですが、ドッグランやトリミングの際に提示を求められることがあるので、必要に応じて接種することをオススメします。
わたしは毎年「5種混合ワクチン」を受けています。
さらに、寄生虫から白柴を守ることも大切となります。
寄生虫には「ノミ、ダニ、フィラリア」などがあり、これらの寄生虫が白柴の体につくと、かゆみや炎症により皮膚炎を引き起こしたり、吸血されて貧血を起こす恐れもあります。
寄生虫は人にうつる可能性もあるため「予防薬」で白柴や飼い主さんを寄生虫から守りましょう。
寄生虫の予防薬で代表的なものとしては、以下が挙げられます。
予防薬 | 内容 |
---|---|
フロントライン | 首筋の垂らすタイプの予防薬 ノミ、ダニに効果あり |
ネクスガードスペクトラ | おやつタイプの予防薬 ノミ、ダニの他にフィラリアにも効果あり |
愛犬つくしの場合、首に垂らすタイプの予防薬だとイヤがってしまうため、少々お高くはなってしまいますが、おやつタイプの「ネクスガードスペクトラ」を毎年5月〜10月のノミ、ダニ、フィラリアが発生しやすい期間中に投与しています。
これ(ネクスガードスペクトラ)が、なかなか美味しいんですよ〜!
※白柴の寄生虫予防については、次の動画が参考になりますよ。
不妊・去勢を行うか考えてみる
迎い入れた白柴の繁殖を考えているのであれば、生まれてくる子犬への「責任」も持たなければいけません。
愛犬つくしの場合は、迎い入れる前から繁殖は考えていませんでしたので、1回目の発情期が来たあと(生後6ヶ月くらいのとき)に「不妊手術」を動物病院で行いました。
不妊・去勢手術をするメリットとしては、
- メスは子宮がんなど、オスは前立腺肥大などの病気の予防になる!
- マーキング行動の減少や攻撃性が軽減される!
- 生理や発情期の対応から開放されラクになる!
などがあります。
逆にデメリットとしては、基礎代謝が減るため、今までと同じ量のフードを与えていると“太ってしまう”ということです。
愛犬つくしも、両親(父犬・母犬)ともに8kg前後の体重なのに対して、現在11kgあるため、多少は不妊手術の影響が出ているのかなとも思っています。
おデブじゃないです…成長の証です!
ただし、不妊手術したことにより、病気の予防にもつながり、生理や発情期の愛犬の対応が無くなったので、だいぶ飼育という部分に関してはラクになったと感じています(笑)
ちなみに、不妊手術はペット保険適用外のため、費用は約3〜4万円くらいでした。
個体の大きさにもよりますが、一般的な費用としても去勢手術(オス)が1~2万円、不妊手術(メス)が3~4万円くらいとのことで、オスよりメスの手術のほうが若干高くなっているようです。
健康管理や歯周病について
愛犬の健康管理は飼い主の責任となりますので、白柴の子犬を迎い入れた日から、愛犬の体調には日々チェックしていきましょう。
普段から愛犬の様子を見て入れば、少しの変化でも気づきやすくなると思いますよ。
愛犬の様子がいつもと違う場合や、あきらかに体調の様子が変だと思う場合は、すぐに動物病院へ連れていき、獣医師へ相談してみましょう。
そういった意味でも、信頼できる「かかりつけ医」は早めに見つけておくのも重要ですよ。
ちなみに、愛犬つくしの体調確認をする際は、以下の点を気にしながらチェックしています。
- 目 … 目やにや涙が多いかなどチェック。
- 耳 … 耳アカやニオイなどチェック。
- 口 … 口臭やよだれが多いかなどチェック。
- 足 … ふらつきや足を引きずるなどチェック。
- おしり … おしりのニオイや床にこすりつけていないかチェック。
- 皮膚 … 毛のツヤやかゆがっていないかチェック。
- 食欲 … 食欲の増減や多飲多量などチェック。
- 排泄物 … うんちやおしっこの量、回数などをチェック。
また、白柴も人間と同じく「歯」の健康状態を守ることも大切となります。
食べカスなどが歯垢にたまると「歯石」となり、歯石をそのまま放置すると「歯肉炎」や「歯周炎」になる恐れもあります。
このような歯の病気になると、口臭がしたり、歯ぐきから出血をともなったり、痛みが生じる場合もあります。
痛みから、食欲不振におちいる恐れもあり、さらに犬の歯の病気が「認知症」にも関連しているという研究結果(※以下参照)もありますので、愛犬の健康を守るためにも、定期的に歯みがきを行うようにしましょう!
※アメリカのコーネル大学獣医学部とChi大学の研究者およびニューヨークの獣医師による研究結果
» 参考資料「歯周病は老化した犬の認知機能障害と関連している」(英文)
80歳になっても20本以上の歯を保ちましょう!(8020運動)
白柴の子犬がなりやすい病気
白柴は丈夫で我慢強い犬種として知られていますが、病気や体調不良のときでも我慢してしまうため、なかなか病気が発見されないこともあります。
愛犬つくしも、いつもどおりに過ごしていると思っていた矢先に下痢や嘔吐になったり、皮膚疾患になり体を頻繁にかきむしることもありました。
このように、普段何気なく過ごしていると思っても、白柴は何かしらの病気にかかっている可能性もありますので、日々の健康管理や年に1回程度の健康診断を受けさせてみるのもいいでしょう。
また、病気に関しても「どのような病気があるのか」を飼い主さんが知っておくことが大事です。
年齢によりかかりやすい病気は異なりますが、以下に白柴の子犬がなりやすい病気の一例を挙げておきます。
病気 | 原因 |
---|---|
外耳炎 | 外耳(耳の穴~鼓膜)に炎症が起きてしまう病気 |
皮膚炎 | アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、膿皮症など皮膚に炎症が生じる病気 |
下痢・嘔吐 | 病気、ストレス、誤飲・誤食などによって生じる症状 |
※参考資料
» アクサダイレクト「犬がかかりやすい病気は犬種・年齢でちがう?ランキングから分析」
病気・ケガについて気をつけること
病気については先ほども述べたように、どのような病気があるのかを知っておくこと、そして日々の愛犬の健康管理や年1回の健康診断などが大切となりますが、その他にも「ケガ」には気をつけていきたいところです。
ケガの内容や原因、注意点は以下のとおりとなります。
内容 | 原因 | 注意点 |
---|---|---|
骨折・脱臼 | 椅子、階段、抱っこからの落下による骨折や脱臼 | ソファ、イス、ベッド、階段、ベランダなどの段差があるところは注意が必要 |
やけど | 暖房機器やお湯、高温のアスファルトなどによるやけど | ストーブ、こたつ、電気ポット、風呂場、アスファルトなどの高温をともなう場所や物には注意が必要 |
誤飲・誤食 | 犬のおもちゃ、小さなボール、タバコや薬などを誤って飲み込んだり食べてしまう | 小さなおもちゃや小物類、中毒を起こしてしまう食べ物(たまねぎ等)、タバコや薬などは誤飲・誤食しないよう注意が必要 |
愛犬つくしも家の階段を勝手に上り下りすることがあったため、落下によるケガの予防のとして、階段部分に柵を設置していました。
また、普段過ごすリビングには、足腰の負担軽減や落下した際の衝撃を緩和させる目的として「クッションマット」を敷いてます。
愛犬である白柴が病気やケガになってしまうと、高額な治療費がかかることがあり、また愛犬の病気やケガを思うあまり、飼い主さんの心配事も増えてしまう可能性もありますので、愛犬の健康管理には日頃から注意していきましょう。
病気やケガは、早期発見・早期治療がとても重要なので、もし愛犬が病気やケガをした際には、早めに動物病院ヘ行き獣医師さんに診てもらうことが大切ですよ!
何かあったらすぐ獣医師さんへ相談!
白柴の子犬のお手入れについて
白柴は体が丈夫な反面、皮膚が弱く皮膚の病気になりやすい犬種です。
そのため、ブラッシングで抜け毛や汚れを取り除き、皮膚を清潔に保つことが大切となります。
また、食べ物のカスが歯石となり、歯の病気を引き起こす可能性もあるため、子犬のころから歯みがきを習慣化させることが望ましいです。
お手入れの基本は「ブラッシング」から!
白柴は皮膚トラブルが多く、定期的なお手入れが必要となります。
そのなかで最も基本的なお手入れ方法が「ブラッシング」です。
ブラッシングを定期的に行うことで、白柴の皮膚や毛並みをキレイに保つことができ、また病気や皮膚疾患の早期発見にも役立ちます。
さらに、ブラッシングは愛犬とのコミュニケーションにもなるので、定期的なブラッシングにより、白柴との絆を深めることもできますよ。
ブラッシングの際に使用する道具には、
など、いろいろとありますが、飼い主さんや愛犬に合った使いやすいものを選ぶのがよいでしょう。
愛犬つくしの場合は「ファーミネーター」というトリミングナイフ型ブラシ、スリッカーブラシ、コームを使い分けて使用しています。
ちなみに「ファーミネーター」というトリミングナイフ型ブラシが、商品名に比例して、めちゃくちゃ毛が取れます!!
これ使いながらトリミングしていると「いつか愛犬つくしの毛が無くなるんじゃないか!」ってなくらい取れます(笑)
「ファーミネーター」て名前が強そうだもんね〜!
ブラッシング方法としては、もっとも抜け毛が多い背中を中心にしながら、足、おなか、首、顔、しっぽと全身をくまなくブラッシングしていきます。
このとき、皮膚に異常がないかチェックしながら行っていくと、なおよいでしょう。
頻度については、換毛期は毎日、それ以外の時期は週に1回行うことが望ましいです。
※換毛期の抜け毛対策については、次の動画が参考になりますよ。
定期的なブラッシングにより、白柴の皮膚の清潔保持や健康管理のみならず、抜け毛の予防にもなるため、掃除の回数がグッと減り、飼い主さんもだいぶラクになると思いますよ!
そして、ラクになった分、愛犬との時間を楽しんでくださいね!
歯磨きや爪切りなど日常のお手入れについて
歯みがきは犬とっても大事なお手入れとなります。
歯みがきをせず、そのまま成犬まで放置すると歯の病気になってしまう可能性があります。
ちなみに、愛犬つくしは毎日ではありませんが、週に1回以上は歯みがきをしています。
歯みがきのときは
- 犬用歯ブラシ
- 犬用歯みがきペースト
- 歯みがきシート
などの歯みがきグッズを使用しています。
愛犬つくしの場合は、犬用歯ブラシをイヤがることが多いため、犬用歯みがきペーストで”味付け”をさせてからブラッシングをしたり、どうしてもイヤがる際は「歯みがきシート」をパパさんの指に巻いて、歯を拭きながら歯みがきしています。
歯みがきのコツとしては
- 口の中へ指を入れることに慣れさせる
- ガーゼや歯みがきシートなどを使って歯みがきに慣れさせる
- 歯ブラシに歯みがきペーストをつけて舐めさせる
- ブラッシングに慣れさせる
となります。
わたしは「チキン味」の歯みがきペーストがお気に入りだワン!
歯の病気になると、食欲不振や認知症にもなる可能性があるので、愛犬の歯みがきは子犬のころから定期的に行っていきましょう。
また、爪切りも白柴にとっては大事なお手入れとなります。
白柴の爪が伸びすぎると、爪が肉球にくい込んで歩きにくくなることがあります。
散歩で自然に爪が削れて爪切りの必要がない白柴もいますが、爪は定期的にチェックし、伸びていたら切ってあげましょう。
爪切りの際は「犬用爪切り」「ヤスリ」などを使用し、深爪に気をつけながら行いましょう。
また、爪切りの「パチン」という音や爪切り自体をイヤがる白柴もいますので、無理せずできる範囲で行うか、トリマーさんなどのプロへおまかせするのも一つの手ですよ。
ちなみに、愛犬つくしの場合は、トリミングの際に爪切りもお願いしています。
だって、パパさんの爪切り怖いんだもん!
見逃してはいけない「耳そうじ」「目のチェック」について
皮膚トラブルが多い白柴は、皮膚炎から外耳炎を引き起こす場合があります。
愛犬の耳そうじを定期的に行い、外耳炎などの皮膚トラブルがないかチェックしましょう。
耳そうじの際は「イヤークリーナー」や「ガーゼ」または「絞ったタオル」でやさしく耳のなかを拭いてあげるとよいでしょう。
ちなみに「綿棒」で耳そうじをすると、耳のなかを傷つける恐れがあるため、綿棒を使うのであれば、耳の入り口あたりの汚れを拭き取る程度にしておいた方がいいですよ。
パパさんも慣れないころ、愛犬つくしの耳そうじを行った際に、綿棒で“グリグリ”と奥の方までそうじしたところ、愛犬つくしが「ちょっと痛いんですけど!」と言わんばかりの声で「キャン!」と鳴いたことがありました…ゴメンナサイm(_ _;)m
あのときは痛かったな〜!
また、目の異常がないかも定期的にチェックしておきましょう。
白柴の多くはトレイが外派なため、外へ散歩に行く機会が多いかと思われます。
その際に、草むらなどへ顔を突っ込んだりして、顔が汚れてしまうこともあるでしょう。
散歩が終わったあとに、顔の汚れを取りながら、目の異常がないかもチェックしてみてください。
ちなみに、愛犬つくしも散歩のあとは「顔、足、からだ、おしり」などをウェットシートで拭きながら、異常がないかチェックしています。
もし、愛犬の耳の汚れがひどいときや、目やにが頻繁に出ているときなどは、病気の可能性もあるので、気づいたら早めに動物病院で診てもらいましょう。
何ごとも早期発見・早期治療が大事よ!
よくある質問|Q&A
まとめ|白柴の生後3ヶ月〜1歳になるまで
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回はパパさんがわたし(白柴のつくし)を5年間飼ってきた経験やパパさんが読んできた犬の本などを踏まえながら「白柴を迎い入れた生後3ヶ月〜1歳になるまでの育て方」を簡単にご紹介してきました。
この記事を通じて、白柴や柴犬を飼おうと思っている方、飼い始めた方の参考になっていれば嬉しいなと思います。
最後に、子犬の成長はとっっっても早いです!!
あっっっという間に大きくなっていきますので、ぜひ子犬と一緒にいる時間をたくさん取って、子犬との思い出をいっぱい作ってください!!
そして、子犬時代の写真や動画もたくさん撮っておくことをオススメしますよ。
愛犬つくしも写真は撮ってはいたのですが、動画はあまり撮っておりませんでした…
理由は、当時所有していたiPhone SE(初代)の画質が気にいらず「どーせ動画はあんまり見ないし、い〜や!」と思っていましたが、ブログ、Twitter、YouTubeなどのSNSをやり始めた際に、子犬時代の動画を載せたい!ということがしばしばあったので、今では少し後悔しております。
でもまぁ、愛犬つくしとの思い出はこれからもたくさん作っていきますし、その都度写真や動画にも撮っていきたいとは思っております。
そして、今後もこのブログやTwitter、YouTubeにも掲載していきますので「白柴つくし」のことを、今後ともよろしくお願いします。
なにとぞ “ヨロシク” です!!
最後に、白柴ってホントかわいいですよ!!!
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